2月18日、和歌山県立医科大学にて本法人の職員2名が講義を行いました。3月に行われる老人福祉施設実習に向けての事前授業です。
和歌山県立医科大学では、医学的知識や医療技術だけでなく、患者や家族の立場になって考えることができる『ケアマインド』を備えた医療人の育成を目標にされており、その取り組みの一つとして施設での実習が行われています。
医学部1年生100名の前での授業は14年目を迎えますが、毎回緊張しますし、毎回反省点がたくさんあります。微力ですが貴重な体験をさせていただいてこちらも勉強になりありがたく思っています。

医療と介護の連携、介護保険制度、高齢者の特性、認知症について、施設の生活、コミュニケーションの取り方、接遇、実習での注意点など、内容は盛りだくさんですが、今年もみなさん熱心に聞いてくれました。後日送ってもらう感想文を読ませていただくのが楽しみで、その理解力の高さにさすがだなといつも思います。
(これまでの感想文より)
・介護施設が今は家のように生活の場となっていることに驚き、介護施設の印象が大きく変わった
・高齢者は「私たちと同じように歩んできていまは人生の終末に向かおうとしていらっしゃる」というのに非常に感銘を受けた
・私たちが医師として一人前になるために、そしてそれ以上に人として立派になるために今回の実習は大きな機会となりうるのではないかと感じました
・介護福祉施設は単なる高齢者の方々の体のケアだけでなく、精神的な面をサポートしたり、最期の看取り介護もするというのを知って、非常に驚いた
・介護の現場は大変で厳しいものだと思っていましたが、その中に感動のあるやりがいのある仕事だと知り、私もその感動を少しでも味わえるといいなと思いました
・介護施設に対しては、「高齢者のサポート」というイメージが多かったですが、入居する人が要介護度の高い人がいることもあり、死と隣り合わせである場合もあるので、医師が常勤していないときにも緊急事態が起こりうるという点で、もっと複雑なことも伴うサポートであるように感じました
・笑顔をやり取りすることで精神的健康→身体的健康につながる、それを提供する場が介護施設であり、それを誇りにもって行い、それを喜ぶことのできる方が介護職の方たちだと感じ、すばらしい職業だと思った
・実習先で出会えるたくさんの人生の先輩の笑顔をみることが楽しみになりました
★学生のみなさんの実習が実のりあるものになりますように
★ケアマインドに磨きをかけて素敵なお医者さまになってくださいね