串本福祉会のブログ

本州最南端の町、和歌山県串本町にある社会福祉法人串本福祉会のブログです。串本福祉会は、高齢者の尊厳ある生活の維持及びご家族や地域住民の福祉の向上を目指し、特別養護老人ホームにしき園をはじめとする施設サービスや各種在宅サービスを実施しています。

新型コロナウイルス感染について

5月11日(火)上野山にしき園の職員1名が新型コロナウイルスに感染したことが判明しました。5月6日からの自宅待機中の発症であること、当園の感染予防策が十分に行われていたこと等から、上野山にしき園の入所者および職員に濃厚接触者は無いとの保健所の判断です。関係者の皆様には、ご心配をお掛けして誠に申し訳ありません。園内の消毒を実施すると共に、入所者と職員に抗原検査を行い、全員陰性を確認しています。今後とも、入所者、職員の健康管理に努め、保健所の指示を仰ぎながら感染予防に万全を尽くしてまいります。  

         施設長  和田 吉男

永年勤続表彰

串本福祉会では入社後5年の節目ごとに永年勤続の表彰があります。以前は4月の全体研修の際に表彰式が行われておりましたが、新型コロナウィルスの感染拡大が心配されるようになった昨年からは大勢が参加する研修会は中止となり、施設長が対象職員の勤務場所を回って直接賞状と記念品を手渡すスタイルに変わっています。今回は20名の方が表彰されました。(企画広報・永石)

f:id:nishikien:20210425140855j:plain

 

こいのぼり

4月も今日で終わりです。5月5日の子供の日を前に特養「いろり」のフロアではベランダにこいのぼりを飾っています。

f:id:nishikien:20210430093227j:plain

きれいなお花と鯉のぼり、ご利用者様達も「いいね~」と眺めておられました。

f:id:nishikien:20210430093326j:plain

 f:id:nishikien:20210430111459j:plain

新型コロナウィルスの影響でイベント等もなく単調になりがちな施設での生活ですが、こんな時だからこそ、お花や行事で季節の移ろいを感じていただくことが大切ですよね。(企画広報・永石)

 

田植え

ついこのあいだ桜が終わったと思ったら、にしき園周辺の田んぼでは早くも田植えが始まっています。周りの野山を見渡すと黄緑色の若葉が色鮮やかで眩しいばかりです。コロナで外出も面会もままならない昨今ですが、利用者の皆様にはフロアの窓から春から初夏への季節の移ろいを感じていただければと思います。

f:id:nishikien:20210422224139j:plain

f:id:nishikien:20210422224053j:plain

約1か月で苗の草丈が約20センチぐらいに成長するでしょうか、田んぼの緑色がどんどん濃く鮮やかに変わっていきます。近頃はカエルの合唱も大きくにぎやかになってきました。(企画広報・永石)

f:id:nishikien:20210430094929j:plain

 

介護職員初任者研修

R3年度の初任者研修講座が始まりました。4月20日には串本古座高校で開講式があり、和田施設長と、この講座の去年と一昨年の受講生で卒業後にしき園に就職した2名の職員が、高校に出向いて11名の受講生を前に話をしました。

f:id:nishikien:20210422142458j:plain

f:id:nishikien:20210422142604j:plain

「大変なこともありますがやりがいのある仕事です。」

f:id:nishikien:20210422142533j:plain

この授業をとおして介護への興味がいっそう強くなり、「卒業したら一緒に働きましょう」という二人の呼びかけが実現するといいな~と思いました。(企画広報・永石)

高速道路建設工事

 近くを走る高速道路の高架の建設工事も着実に進んでいるようで、高富地区からのトンネルがもうすぐ抜けるようです。高架橋の足場や養生も取り外しが始まりました。

f:id:nishikien:20210422223625j:plain

f:id:nishikien:20210423130245j:plain

将来大地震が起きて国道が使えなくなった時には、にしき園の近くからこの高架道路に登れるようにして人の行き来や救援物資の搬送等を確保するという話があるそうです。交通の便が良くなるだけでなく、命をつなぐための大切な道になるというわけですね。(企画広報・永石)

令和3年度入社式

4月1日、令和3年度の入社式が行われました。今年は2名の方をお迎えすることができました。

f:id:nishikien:20210404124013j:plain

神戸から串本古座高校に進学した彼女は高校を卒業後も地元には戻らずに串本町のにしき園を就職先に選んでくれました。介護職員初任者研修の授業がきっかけだと聞きました。

f:id:nishikien:20210404124234j:plain

f:id:nishikien:20210404124042j:plain

最後に施設長より社是である『一灯照隅』についての話がありました。一人一人の役割を果たすことで大きな力が生まれることをランタンを使って説明しました。

f:id:nishikien:20210404124116j:plain

f:id:nishikien:20210404124259j:plain

 新型コロナウイルスの収束が見えない中での新年度のスタートですが、それぞれの持ち場でがんばっていきましょう。(企画広報・永石)

胡蝶蘭の花芽

去年の春にいただいた胡蝶蘭。秋にお花博士のご利用者様が植え替えをしてくれました。咲き終わった花の茎を切って、傷んだ根を整理して、新しいミズゴケで巻きなおして冬に備えました。

f:id:nishikien:20210310123737j:plain

なんとか冬を越した胡蝶蘭。暖かい春の訪れとともに花芽がグングンと伸びてきました。 葉っぱも元気です。今からお花が咲くのが待ち遠しいです。(企画広報・永石)

f:id:nishikien:20210310125237j:plain 

f:id:nishikien:20210310125408j:plain


 



 

 

地震・津波避難訓練

今日は3月11日。東日本大震災から丸10年が過ぎましたが、未だにあの恐ろしい津波の映像は瞼に焼き付いて離れません。南海トラフ巨大地震が心配されるこの地域にとっては決して他人ごとではありません。にしき園では様々な災害に備えて2か月に1度避難訓練を行っています。今回は日中想定の地震・津波避難訓練です。災害時はエレベーターは使えないので、歩行可能なデイサービスのご利用者様には階段を使用して本館2階へ避難していただきました。

f:id:nishikien:20210312162359j:plain

f:id:nishikien:20210311153308j:plain

f:id:nishikien:20210312161939j:plain

f:id:nishikien:20210312162015j:plain

敷地内にある有料老人ホームにお住まいのご利用者様は2階のお部屋から階段を使って1階に降りて、そのあと職員が車椅子でにしき園の2階までスロープを使って避難しました。なかなかの距離です。

f:id:nishikien:20210311174227j:plain

f:id:nishikien:20210312163805j:plain

地震は突然やってきます。「今もし地震が起こったらどうするか。」「津波警報が出たら何処へ避難するか。」訓練のときだけではなく常日頃から考えて行動できるようにしておきたいものです。(企画広報・永石)