串本福祉会にしき園は、新宮警察署と「地域安全活動に関する協定」を結んでいます。 この協定は、犯罪のない安心・安全な地域社会の実現を目指し、当園と新宮警察署が互いに連携・協力していくためのものです。
先日、この協定の趣旨が活かされる出来事がありました。
朝の送迎中、当園のデイサービス車両の前で、自転車に乗っていた高校生が転倒する事故が発生しました。 車を運転していた職員は利用者を乗せて園に向かう途中でしたが、すぐ安全な場所に車を停車。利用者の安心を確保したうえで、迅速に代わりの送迎職員を手配し、自身は転倒した高校生の救護にあたりました。
高校生は頭部からの出血を伴うケガを負っていましたが、近くにいらっしゃった方々の協力も得ながら、応急止血や救急車の手配といった素早い初期対応を行い、無事に病院へ搬送されました。
幸いにも高校生は現在、元気に通学されているとのことで、高校の校長先生がにしき園にお見えになり、「本当にありがとうございました」と丁寧な感謝のお言葉をいただきました。
対応にあたった職員からは、当時の様子を振り返り
「突然の事故でとても驚きましたが、冷静に対応できてよかったです。私たちは日常業務で町内を車で走る機会が多いため、これからも地域の安全や皆さまの安心のために少しでもお役に立てればと思います。」 とのコメントがありました。
にしき園では、ドライブレコーダーを搭載した公用車を30台保有しており、利用者さまの送迎やお弁当の配達、訪問介護などで日々町内を巡回しています。また、これらの車は「きしゅう君のくるま」としても登録されています。
今回のような不測の事態に遭遇した際にも地域の一員として適切に対応し、今後とも安心・安全な街づくりに貢献できるよう努めてまいります。
(きしゅう君のくるま:子どもたちが危険に遭遇した際に駆け込める地域の「動く防犯拠点」としての役割を担っている。)

地域安全活動に関する協定 R7年6月締結

「きしゅう君のくるま」のステッカーが貼られた,にしき園の送迎用車両