串本福祉会のブログ

本州最南端の町、和歌山県串本町にある社会福祉法人串本福祉会のブログです。串本福祉会は、高齢者の尊厳ある生活の維持及びご家族や地域住民の福祉の向上を目指し、特別養護老人ホームにしき園をはじめとする施設サービスや各種在宅サービスを実施しています。

今年は金

平成24年の世相を漢字一字で表す「今年の漢字」が「金」に決まったそうですね。

今年はロンドンオリンピックで盛り上がりましたし、金環日食もありましたしね~

なるほどぉ。。。  このニュースを聞くと、年の瀬だなぁと感じます


 さて、にしき園で今年新しく取り組んだことの一つに、「図書室」があります。

静かに本を読む環境を整えて欲しいそういう声を受けて、相談室に図書コーナーを

設けました。

理事長の私物の書物を中心に、480冊ほどでスタートし、少しずつ増えています。

また、図書委員を買って出てくれた職員が「図書だより」を出していて、

既に第9号を数えます。今日は、その中から一つご紹介します

 ~図書だよりVOL.5~

 「文章の達人」による 超 マニュアル
          著者名:久保 博正

 活字離れと聞きますが、文章を書くことは多くなっていると思います。
 メールやパソコンやインターネットなど書くという行為が増えていると感じます。
  私たちも、書く機会の多い仕事です。日々の記録やリスク報告書、ケアプラン、
 各会議の議事録、稟議書など、どうでしょうか。
  この図書では、『起・承・転・結』による文章構成で説得力のある文章が書ける
 と謳っています。しかし、これだけで上手に文章を書けるのかと言うと疑問です。
  もう一冊、紹介しておきましょう。


 『耳と文章力』上手な文章を書く秘訣
           著者名:丸山 あかね

 著者は「絶対音感」があるように「絶対文章感」というものが存在するのでは
 ないかと、作家に取材している。小説家のような才能が無くても文章は勉強する
 事で必ず上達できる、とある。「一文を短くする」「改行を増やす」「てをには」
 の使い分けや句読点の打ち方を学ぶだけでも文章は生まれ変わる、とある。
 上達の秘訣は、よく読み、よく書き、推敲する、です。

                      にしき園 図書係 深美主税