串本福祉会のブログ

本州最南端の町、和歌山県串本町にある社会福祉法人串本福祉会のブログです。串本福祉会は、高齢者の尊厳ある生活の維持及びご家族や地域住民の福祉の向上を目指し、特別養護老人ホームにしき園をはじめとする施設サービスや各種在宅サービスを実施しています。

お手紙ありがとう②

先日福祉体験に来られた潮岬中学校、串本中学校の生徒さんからも
感想文をいただきました。
子ども達の素直な目から見た感想は、私達にとって励みでもありますし、
日ごろを振り返る機会でもあります。

「私は、二日間を振り返って良かった事は、コミュニケーションをとれたことです。
逆に、反省点は、あまり自分から話しかけられなかった事です。
一日目に私が行ったところは「いろり」でした。車いすの方が多かったです。初めて
だったのでちゃんと押せるか不安でした。緊張して、上手く話せるか分からなかったけど
何かをすると必ず「ありがとう」と言ってくれました。レクリエーションは、泣いている
方もいて良かったと思うけど、二日目の方が上手くいった様な気がします。練習を頑張った
かいがありました。
 二日目に行ったのは「はまゆう」で、ショートステイの方が利用する場所でした。
基本的にみんなで集まってゲームをしたりということが多かったです。折り紙で沢山ツルを
折ると喜んでくれました。はまゆうに居た方の中で、一番年上で95歳の大正6年生まれだ
そうです。しかも、3人もいました。みなさん元気で、歌を歌ったり、お手玉で遊んだり
すごく楽しかったです。私は、福祉体験を終えて思った事があります。それは何かをすると
すぐ「感謝」してくれることです。椅子から立ち上がる時も、そっと支えると「ありがとう」
「おおきに」と言ってくれます。そこがいいと思いました。私もすぐに「ありがとう」と
言えるようになりたいです。」
                  串本中学校1年女子