串本福祉会のブログ

本州最南端の町、和歌山県串本町にある社会福祉法人串本福祉会のブログです。串本福祉会は、高齢者の尊厳ある生活の維持及びご家族や地域住民の福祉の向上を目指し、特別養護老人ホームにしき園をはじめとする施設サービスや各種在宅サービスを実施しています。

特養フロア「圍爐」(いろり)

本館2Fにある特養のフロアの様子をご紹介します。フロアの名前は「圍爐」と書いて「いろり」と読みます。みんなが集う暖かい場所であるように願いをこめたのでしょうね。この難しい漢字を選んだ特別な理由がありそうですが、またそのうち聞いておきましょう。昨年改築されて広く,明るくなった「圍爐」では現在24名のご利用者さんが生活されています。

窓の外には『ガーデンそよかぜ』の看板。花や夏野菜が所狭しと並んでいます。ベランダには車椅子のまま出ることもできます。

ご利用者さんが指さす方向には大きなトマトが実っています。まだ緑色ですが収穫が楽しみですね~(^^♪

この日は梅を使ってみんなで『梅ジュース』作りです。

これからの暑い季節、夏バテ防止にピッタリの梅ジュース。出来上がりが楽しみです♪

フロア「ひだまり」

新館2Fの「ひだまり」にはエレベーターホールを挟んで特養とショートのフロアがあり、それぞれ10名のご利用者様が生活されています。

以前、ひだまりのベランダ菜園のキュウリの苗の植付けをご紹介させていただきましたが、今回はゴーヤです。ゴーヤやへちまなどのつる性植物が作るグリーンのカーテンは遮光、遮熱効果があるといわれています。省エネにもつながって、実の収穫も期待できる、まさに一石二鳥。成長が楽しみです。

 

さて、その「ひだまり」でのおやつ作りの紹介です。今回のメニューはクレープ。

    

「おいしいですか?」と聞くまでもない良い食べっぷりです(^^♪

 

こんなにおいしそうに食べていただけるとスタッフも作り甲斐がありますね♡

 

 

 

高速道路 トンネル貫通(高富~二色間)

江住から串本に向けての高速道路の工事が進んでいますが、5月23日 高富側から掘り進められていたトンネル坑が二色側に抜け貫通しました。

 

事前にこの情報を聞いた和田施設長が「トンネル貫通の瞬間を一緒に見ませんか?」と、ご利用者に呼び掛けを行ったところ8名の方が手を挙げてくれ、みんなで見学に行くことになりました。

当日は天候にも恵まれ、ご利用者の皆さんは新緑の明るい日差しを浴びながら職員に付き添われて車椅子で外出、現場がよく見える墓地周辺に待機して山の斜面を見つめていたところ、9時55分、こんこんと響く槌音とともに山の斜面の一部にぽっかりと穴が開き見事にトンネルが貫通、その瞬間を見届けることができました。映画で見るような発破で大穴があくといったダイナミックなシーンはありませんでしたが、見ていた人たちからは拍手が起こりました.

 

なお、トンネル内で行われたトンネル貫通の祝賀セレモニーには和田理事長が招待されて出席しましたが、穴が開いた瞬間にトンネル内の暗闇に一筋の光が入ってくる光景はどこか幻想的で出席者から歓声が上がったとのことでした。

 

予定では3年後の2025年春、工事が完了し串本と大阪が高速でつながることになるそうです。

 

河川氾濫・裏山崩土を想定した避難訓練がありました

2か月に1度行っている避難訓練。今回は二色川が氾濫危険水位に達し、裏山崩土の兆候ありという状況を想定した訓練です。1階で過ごされているデイサービスのご利用者が避難の対象です。特養やショートの各フロアから職員が駆け付けて2階へと誘導しました。

今回はエレベーター使用可能。

屋内スロープや階段も利用できるので10分足らずで2階のフロアまで全員が避難できました。もうすぐ梅雨、毎年のように多くの災害をもたらす季節です。「命を守る避難」訓練で災害に備えましょう。

介護職員初任者研修の開講式(オリエンテーション)がありました。

4月21日 令和4年度の介護職員初任者研修の開講式が串本古座高校の教室でありました。

オリエンテーションを担当した施設長から受講する高校生に講話があり、今年も高齢者福祉への熱い思いが語られました。本講座1期生で現在にしき園のデイサービスに勤めている宮下さんからはこの仕事のやりがいについて話がありました。

今年度の「福祉基礎」選択生は6名。土曜日や夏休み中も授業があり、他の選択科目に比べるとちょっとだけ大変かもしれませんが、資格取得をめざして皆さんがんばりましょう。

 

鯉のぼり

もうすぐ「こどもの日」です。今、デイサービスではホールに大きな鯉のぼりを飾っています。飾り付けにあたっては、ご利用者さんもあれこれとアドバイスしてくれました。

いい感じにふっくらと風をはらんで、2匹の鯉がホールの中を気持ちよさそうに泳ぎまわっているように見えませんか?見ているとなんだか楽しくなりますね。(^^♪

入社式

 

4月1日、にしき園本館交流スペースで令和4年度の入社式が行われました。和田理事長からは新入社員にむけて、「串本福祉会の一員として地域に愛され、必要とされる職員になってください。」と激励の言葉がありました。

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和田施設長による入社式恒例のセレモニーです。「一人ひとりが置かれた場所で精一杯努力し光り輝くことを目指そう。自分の周りを明るく照らそう」という社是『一燈照隅』。

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1つの光だけでは暗くてもたくさん集まれば明るい光になります。串本福祉会に新たな光が仲間入りしました。

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春爛漫の花盛り

先日のブログでにしき園庭の桜の花見の話題を取り上げましたが、この時期、あちこちの桜が見ごろを迎えています。今回紹介するのは、園近くにある法雲寺の庭に咲く桜です。

結構な古木のようですが毎年きれいな花を咲かせます。花のバックに高速道路の橋げたが見えますが、この桜が植えられたころには、ここを高速道路が通るなんて想像もしなかったでしょうね。

二色入口の「トルコのお守り」周りに咲いている芝桜も今、とってもきれいです。地域貢献活動の一環でにしき園職員有志が定期的に草刈りをして整備している場所です。芝桜のピンク色の花がとってもきれいで国道を走るドライバーたちの目を楽しませてくれています。

園庭でのお花見(part2)

桜の花もそろそろ満開。今日はデイサービスとショートステイ(ひだまり)のお花見の様子をご紹介いたします。桜の木の下で食べる『ぜんざい』は格別ですよね。お天気は少し曇っていますが皆さん晴れ晴れとした良い表情をされています。

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皆さんそろって「はいチーズ!」もうしばらくこの満開の桜を見ていたいところですが明日の天気予報では雨模様。この時期よくある『桜雨』となりそうです。 どうか花びらが散ってしまいませんように。

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園庭でのお花見

今日はお天気も良く、特養に入所されている皆さんが園庭に出てお花見をされました。八分咲きというところでしょうか。近くで見るとまだまだ蕾が残っていますね~。

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それでも、皆さん満足そうに桜の花を見上げていらっしゃいました。「桜の花もきれいやけど○○さんの美貌にはかないませんね~」という職員の問いかけに「そらあ、あたりまえや。」と冗談を返してくださる方もおられて、久しぶりの屋外で、穏やかなひとときを過ごしました。

 

避難訓練

3月10日、にしき園で避難訓練がありました。地震とそれに伴う厨房からの出火。その後大津波警報発令という日中想定の訓練です。繰り返し行っている訓練なので職員はスムーズにご利用者の皆さんを避難誘導できました。

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数人の職員が出火元に駆け付け初期消火も成功。

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避難訓練の後には、新しい職員や消火器を使用したことがない職員が消火訓練を行いました。

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翌日は東日本大震災から11年目の3月11日。朝礼で施設長は私たちの同業者の方々もたくさん被災されたことに触れ、その方々に思いをはせながら今日は仕事に臨んでほしいと話がありました。また、デイサービスのスタッフには、ご利用者とのかかわりの中で、もしもの時にどう避難するのかという確認も行ってほしいとも。いつ起こるかわからない南海トラフ大地震、日ごろからの心構えが大切ですね。

 

 

 

窓越し面会再開しました。

3月7日、和歌山県では「まん延防止等重点措置」が解除になりました。これを機に串本福祉会での窓越し面会が再開されました。面会を心待ちにされていたご家族が早速お越しになり久しぶりのご対面です。窓越し面会は耳が不自由になったご高齢のご利用者様との会話をどうやってスムーズに行うかが課題でした。今回ケアマネの発案で肩掛け式のスピーカーを導入したところ、この笑顔です♡ご家族が筆談用のスケッチブックを準備されていたことも円滑なコミュニケーションの助けとなりとても楽しい時間となりました。

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串本福祉会では、希望するご利用者・職員の3回目のコロナワクチン接種が完了しました。治療薬も世界中で開発が進んでいるようです。希望をもっていましばらく感染対策に努めましょう。