串本福祉会のブログ

本州最南端の町、和歌山県串本町にある社会福祉法人串本福祉会のブログです。串本福祉会は、高齢者の尊厳ある生活の維持及びご家族や地域住民の福祉の向上を目指し、特別養護老人ホームにしき園をはじめとする施設サービスや各種在宅サービスを実施しています。

職員人権研修

にしき園では毎月、様々なテーマを設定して全職員対象の研修を行っています。12月の研修テーマは「人権」でしたが、今回は串本町主催の施設従事者向け高齢者虐待防止研修を受講しました。

  

会場となったにしき園本館地域交流ホールには町内にある高齢者施設等からの出席者も含めて約80名が参集、研修会講師である特別養護老人ホーム「愛の園」施設長崎山賢士氏の話に耳を傾けました。

崎山氏は講演の中で介護福祉士会の倫理綱領について話をされていましたが、そこには介護福祉士の仕事とは、ひとり一人の住民が住み慣れた地域で安心して老いることができ、心豊かに暮らしていけるよう支援していくことであるということが明示されています。

高齢化が進むこの地域において、ここで育った人々がここで幸せな老後を送るためには、介護職員の役割は非常に重要です。「ひとり一人が介護職としての役割を自覚し、誇りを持ってこの仕事に向き合っていきましょう。」というあいさつが和田施設長からありましたが、そのことをしっかりと自覚し、これからも職員全員で介護サービスの向上に取り組んでまいります。