4月1日 串本福祉会の令和2年度入社式がありました。
今年の入社式は新装なった本館の交流ホールで行われましたが、新型コロナウィルスの感染拡大が心配されている中、座席の間隔を1メートル以上離すなどの対策がとられました。
初めに和田理事長から、串本福祉会の社訓について話があり、特に笑顔の大切さとい うことが強調されました。
一人ひとりに辞令が交付されたあと、新入社員を代表して宮下清流さんから介護の仕事
に就くことについての抱負と決意が述べられましたが、初々しさの中にも新人とは思え
ない落ち着いた話ぶりで、会場からも大きな拍手が起こりました。
最後の施設長の挨拶では、にしき園の社是『一灯照隅』についての話がありました。
突然部屋の電気が消され、新入社員5人にランタンが配られました。「順番に明かりをつけていってください。」と指示があり、5人のランタンすべてに明かりが灯ると… 「みんなの明かりが集まればこんなに明るくなります。」と施設長の言葉。
一人ひとりが自分の役割を確実に果たしていけば、組織全体として大きな力が生まれるということを伝えるためのパフォーマンスでした。
今年は例年になく5名の新人が入社してくれました。とくに、若者人口が減少するばか
りの地域で、地元にとどまり介護の仕事を選択してくれた新卒生が4人もいたことは、
にしき園だけではなく、地域にとっても大変うれしいニュースです。皆さんの活躍を精
一杯サポートしていきたいと思います。
熊野新聞さんに取材していただきました
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