12月22日は「冬至」でした。一年で最も昼が短く、夜が長い日として知られていますが、この日を境に太陽の出ている時間が少しずつ長くなっていくことから、陰(不運)が極まったあとに陽(幸運)が訪れる転換点と捉え、冬至を新たな運気の始まりとして大切にする風習もあるそうです。

この日、デイサービスの利用者さんがたくさんのゆずを持ってきてくださいました。自宅の裏山に果樹園があり、そこで育ったゆずだそうです。ご本人は「私は足も悪いしとげがあるから木には登れんから、下のほうの葉っぱの中からとったゆずやからきずだらけや」と仰っていましたが、とってもいい香りがしています。果樹園には、他にも柿や栗、梅、みかんなど様々な果実の木を植えているそうですが、サルに食べられてしまうそうです。「サルは、ゆずと梅だけは食べんのや。」と教えてくださいました。


早速ゆず風呂に使用させていただき、利用者さんたちに楽しんでいただきました。冬至の日にゆず風呂に入ることで体を温め、無病息災を願うという風習があるそうです。またゆずには、「邪気を払う」効果があるともいわれています。
ゆずのパワーで、来年も元気にデイサービスに来ていただけたらと思います。